フライアウトボタンの作り方

 フライアウトとは何か?と言いますと、図のような下に小さい三角がついていて、その三角にふれると、ズラッと収納されている他のボタンも出てくるアイコンの事です。これを「フライアウトボタン」 と呼んでいます。

 このフライアウトボタンというのは、元々、AutoCAD側で用意されている物もあるんですが、自分で作ることもできます。で、ここではその作り方をご紹介していく訳ですが、その前に・・・

 フライアウトボタンとは、他のツールバーをツールバーごと1コのボタンに突っ込んだものである。

 という、フライアウトのそもそもの成り立ち方を、ちょっと押えておいて下さい。

実際に作ってみましょう

←こちらは私のインターフェイスですが、今回はこのUSCツールバーに「表示順序」のフライアウトを足してみましょう。ご覧のように既に「最背面に移動」のアイコンは出してあるんですが、私はよく「最前面に移動」も使うので、2コまとめてフライアウトボタンにしてみます。

カスタマイズのボックスを開き(メニューバーから開くなら「ツール」→「カスタマイズ」→「インターフェイス」)、まずは現在使っているCUIのツールバーのツリーを展開してみます。

 展開したら、その中から、今回、新しいフライアウトボタンを追加したい「UCS管理」のバーを捜し、そこで「右クリック」→「新規作成」→「フライアウト」で、新しいフライアウトを追加します。

 追加したら、適当に名前をつけます(今回は「表示順序」と付けました)。

 これでツールバーに新しいフライアウトボタンを追加できたので、ここへ欲しいアイコンを下の「コマンド一覧」から追加すれば、それでOKなんですが・・・

 ちょっと待って下さい。ここで「ツールバー」自体のツリーをぐぐぐっと下へさがってみると、今までなかった「ツールバー9」というのが増えています。


 この「ツールバー9」を開いてみると、さっき、新しいフライアウトに足したアイコンと同じものが入っています。 
 それもそのはず、実はこの「ツールバー9」はさっきのフライアウトボタンと同じもの!なので、「あれ?何か余計なツールバーが増えている」とこれを削除してはいけません!作ったフライアウトボタンまで消えてしまいます。

 2006からAutoCADを使い始めると、どうして↑こうなるのか謎すぎると思いますが、2005まではフライアウトを作るにはまず、自分で「フライアウトに使うための新しいツールバー」を作って→それをフライアウトに関連づける、という作業を手作業でやっていたんですね。これが2006では自動になったために、作業自体は楽なものの、初心者には理屈が非常に分かりづらいことになってしまいました・・・。

この自動で作られた「ツールバー9」にも、必要なら適当に名前を付けておいて下さい。

元々出ていた「最背面へ移動」のボタンを削除して、「適応」してやれば、ご覧の通り、インターフェイスに反映されます。