2006のカスタマイズ、基本概念

 カスタマイズと言っても色々ある訳ですが、ここではまず、カスタマイズのダイアログボックスを使ってやる、インターフェイスに関する部分をやっていきます。その他、マウスの設定やダイナミック入力に関する設定は、「オプション」のダイアログボックスでの設定となりますが、その部分はまた別個に。

 それと、ここで説明するのはLT版になります。例えばワークスペースの概念は上位版から降りて来たもののようなので、上位版ではちょっと違うかもしれませんがご了承下さい。

現在のインターフェイスを”支配”するのは、カスタマイズ要素の中のどれ?

 まず、カスタマイズのボックスを呼び出すには、ツールバーのドッキングエリアのツールバーのないところ(平たく言えばツールバーの下とか横とかの、どこか適当にツールバーのないところ)で、右クリック→カスタマイズと進むか、コマンドラインから、cui → Enter で呼び出すことができます。

 で、開くと図のような項目が並んでいます。これがこのボックスでカスタマイズ可能な項目な訳ですが、ここで重要なのは、左図にならんでいる項目の中でも、設定の仕方によって、インターフェイス上に実際に反映されるものと、そうでないものに分かれる、ということです。

 そして、その分かれ目はワークスペース部分CUIを使うか使わないかです。具体的には以下の通り。


  • 部分CUIファイルというのは、”部分”とかいう名前の割りには、ここに関連づけたボタンやツールバーは絶対に表示される。(正体はメインCUIではない別のCUIファイル。外部参照の感覚でロードしてくるが、メインCUIより上位にロードされる)。
  • メインCUI内のものは、ワークスペースを使うとその設定が優先し、ワークスペースに関連づけていないツールバーやボタンは表示されない。ワークスペースは複数作ることができ、どのツールバーを関連づけるかは自由。

 もし、部分CUIのツールバーと同じものを、ワークスペースにも設定すれば、入れ子状態で二重に表示されることになります。また、両方とも使用しなければ、メインCUI内の要素がそのまんま表示されます(一度、ワークスペースを使用してしまうとタダでは戻らないんですが、最初っから一回もワークスペースを使わなければ、そのまんま、メインCUIの項目がインターフェイスに反映されます)。

 この部分CUIとワークスペースを利用すれば、こんな使い方ができるようになります。


 多分、↑この使い方がAutodeskの意とするところではないかと推測しているんですが・・・どの作業でも同じツールバーですんでしまう自分には、あまり有り難くないような・・・・。


メインCUIは”データベース”である

 さて、こうしてワークスーペースを使うとすると、メインCUIの扱いというのは、むしろ”メニューやボタンのデータベース”という側面が強くなります。これが以前のバージョンのMUSの扱いと決定的に違う点です。

 実際にはこんな感じで、ワークスペースにツールバーやメニューの項目を関連づけていきます。なので、2006からは、メインCUIの中のツールバー自体はむやみに削除しない方がいいと思います。