基本の基本”ラインを単発にする”

 では、実際に自分でマクロを作ってみます。
とりあえず、新規に図面を開いて、線を一本、引いてみます。長さも適当でいいですし、直行モードもOFFでOKです。

 その作業をコマンドラインで確認してみましょう。↑こんな感じですよね。ラインコマンドを始めるのにアイコンを使っちゃっていますが、コマンドラインで手入力するなら、「l」→「Enterキー」です。

 ここまでの作業をマクロにしてみたいんですが、まずは、そのマクロを仕込む、新しいボタンを作りましょう。

新しいボタンの作り方

1.ツールバーを作る

 まずは、ツールバーの下とか横とかの、どこか適当にツールバーのないところで、右クリック→カスタマイズと進み、カスタマイズのボックスを開きます。     

 開いたら、「カスタマイズ」のタブの中で、一番左上の小窓が「すべてのカスタマイズ」になっているはずですので、まずはここで現在、使っているCUIファイルを選びます。
(通常は「メインCUIファイル(ault.cui)」を選択)     

 で、左図のように、ツールバーのツリーを開いて、そこで「新規作成」→「ツールバー」→Enterで、新しいツールバーを作ります。名前は「test」にでもしておきましょう。
2006はボタンを新たにインターフェイス上に出すにも、まずはツールバーに関連づけなければならないのでこの作業が必要になってきます。(実際に実務でボタンを足す場合は、既存のツールバーに足してもOKですが、今回は一応・・・)

2.ツールバーにボタンを足す

コマンド一覧で「新規作成」をクリックし、あたらしく「コマンド1」という項目を作ります。     

それを上で作ったツールバーにドラックしてもってきましょう。
ここまでできたら、いよいよ、マクロを書いていきますよ。     

ラインを描くマクロを記述する

 上で作った「コマンド1」をカスタマイズのボックス上で指定し、右側のカスタマイズの項目の中から「マクロ」を開いて下さい。

 ここにマクロを書いていきます。今回のはこんな感じ(デフォルトで出ている^C^Cは消しちゃってOK)。これだけだと、何が書いてあるのか不明なので、使われている言語を解説すると・・・

 「l」→ラインコマンドの省略形
 「;」→エンターキー
 「\」→自分で入力する点
(作図画面上でクリックで指定する点)

です。先ほどの作業と比べてみると、意味がわかってきますね。

 できたら、「OK」でボタンを押し、カスタマイズのボックス自体も終わらせて下さい。
(そちらもボタンをお忘れなく!)

出来たラインボタンの動作を確認!

 では、早速、出来たボタンの動作を作業画面上で確認してみましょう。どうですか?上手く動きましたか?普通のラインコマンドと違って、 最後に終了させるためのEnterがあらかじめ、組み込まれていますので、ラインを描いてパッと終わりますね。

 この「ラインコマンドを単発にする」マクロは、マクロ講座では必ず最初に通る、基本中の基本なので、しっかり押えて下さいね。
 次のページでは、これをちょこっと改造してみましょう。