ビューポート枠を作り、モデル空間を反映

 ペーパー空間で用紙の書式の反映が終わったら、いよいよ中身、図形の反映をやってみましょう。図形は縮尺がそれぞれあるため、直接、コピーペーストではもってこられません。そこでビューポート枠の登場です。

 前のページでは、ペーパー空間(レイアウトのタブ)上でここまでやりました。この空間上に新たなビューポート枠を描いてやります。

 慣れないと、とても不思議な感覚なのですが、ビューポート枠も普通のラインのように、「現在の画層」や「色」「線種」で描かさります。ですので、まずは「現在の画層」を印刷には使わない画層に指定しておいて下さい(そうでないと、印刷時にフツーに印刷されてしまいます)。ビューポート用に新たにレイヤを作ってもいいでしょう。


 さて、ビューポートを作るコマンドですが、「表示(V)」→「ビューポート(V)」の中に入っています。

 「1ビューポート」はひとつの枠のビューポートを作り、「2ビューポート」は二分割されたビューポートを作る、という具合になっています。

 今回は「1ビューポート」を使います。


 「1ビューポート」を指定し、普通に「長方形」を描く感じで四角を描きます

 描き終わると同時に、図のようにモデル空間上の図形がすべてパッと反映されてきます。

 もちろん、これでは縮尺は合っていませんので、ここから調整してやります。


 ビューポートの中の適当な位置でダブルクリックすると、ビューポート枠が太くなります。この状態をビューポートをアクティブにする、と言い中のモデル空間を普通に操作する事ができます。移動やコピーも通常どおりできます(やった作業はモデル空間に戻ったらもちろん”反映”されています)


 さて、ビューポート枠を「選択」してみて下さい。「その他」のところに「尺度」が出てきます。ここの「カスタム尺度」を、お目当ての尺度・・・今回なら「1/400」と入力してします。すると自動的に少数に変わり、ビューポートの中の”見え方”が、スバリ、「1/400」の見え方になるのです。

 尺度を決めたら「ビューをロック」の欄を「はい」に変えます。ここをロックしていると、再度、ビューポートをアクティブにして作業するとき、うっかりズームなどしても、尺度はそのままで保たれます。


 同じ作業をもう一度やって、1/100の図形も上に反映してやります。

 これで出来上がりです。印刷する時はビューポート枠のある画層を閉じるか、印刷不可にして印刷して下さい。

作ってみましょう、ビューポート

応用編