図面の尺度を線の太さにも反映させる

 掲示板でこんなご質問を頂きました。

 「線の太さを色で分けるのではなく、線そのものに太さをもたせたデータがある。A1で打ち出したときにちょうどいい太さで設定されているので、A3に縮めて打ち出すと、どうにも線が太すぎる。図面尺度を、線の太さにも簡単に反映させられる方法はないのか?」(※管理人による要約です)

さて、左の図ですが、先ほどまでの基本の作り方とはちょっと違うやり方で作ったものです。どこが違うかと言うと・・・・

 これはつまりこういうことです。ウチのプリンタはA4サイズが限界なので、A4→B5で実験しましたが、線、そのものに太さ設定をして、A4で印刷したとき、このくらいの太さになるよう、設定した星印を・・・(図はプレビュー状態のキャプチャです)

 B5サイズの用紙に、仮に1/2サイズに縮めて打ち出したら、←こんな感じになってしまいます。

 明らかに、全体に対する線の太さが太いですよね。


 1/2サイズで印刷したんなら、線の太さも1/2にならないのか?と、いうのが、その時、頂いたご質問の趣旨です。

 モノクロ印刷しかしないデータだと、あんまり「線そのものに太さを持たせる」太さ設定ってやらないですが(やっても、色でもできるように設定しますよね?)、他CADからデータを頂いたり、元々、カラーで出力のため、線太さはそれでしか設定のしようがない、なんて場合には、これは結構、発生する事例なので、なんとかならないのかな〜と、考えてみたところ、掲示板で皆さんにいいお答えを教えて頂いて、解決することができました。

 皆様、本当にどうもありがとうございます。

レイアウト上からの印刷でしかアクティブにならない、線の太さに関する”奥の手”印刷

 これを可能にするには、まずはレイアウト空間にいないと話になりません。必要な”技”が、レイアウトからの印刷でしかアクティブにならないんです。ですので、用がなくても、まずはペーパー空間にデータを反映させて下さい。

 で、印刷ボックスを開き、普段は自動的にチェックが入っている「印刷オプション」の「印刷スタイルを使って印刷」のチェックをはずしてみて下さい。瞬間、上の「線の太さを印刷に反映」にチェックが移動しますね!何かいい感じの言葉じゃないですか?(笑)。これで、「印刷尺度」が「1:2(1/2ということ)」にして、もうひとつ、尺度設定の下にある「線の太さ尺度を有効」にもチェックを入れて下さい。

 実はこの「線の太さ尺度を有効」が、レイアウトでなければアクティブにならないため、この印刷方法、モデル空間ではできないんです。

 これでご覧の通り!見事、線の太さそのものも1/2になります。

 ただ、このやりかた、印刷スタイルを使わないですから、当然、もしオブジェクトに色が付いていると、モノクロ印刷では上手くいきません。(印刷スタイルって、元々”何色で打出すか?”を設定するもですので)

 モノクロで打出す場合には、ファイルごとコピーを取って、オブジェクトを全部、黒に変えてしまうか、同じ太さの線は同じ色になっていれば、印刷スタイルで調整する方がラクでしょう。

作ってみましょう、ビューポート

応用編