決まった大きさで尺度変更するには?

 
さて、今度はこんなサンプルを用意してみました(H鋼です)。こういった「大きさは変わろうと、縦横比は同じ」と言った部品だと、前ページのストレッチのアクションより「尺度変更アクション」の方が適しています。

 ん?でもそれは別にダイナミックブロックの機能を使わなくても、普通に尺度変更コマンド(scale)を使えばいいんじゃ?・・・ええ、それでももちろんできますが、さらに「大きさは何パターンかで決まっている」部品は、「尺度変更アクション」+「リスト機能」を使うことにより、ものすごく楽に大きさの変更が出来るようになります。


 リストの作り方はワークショップでも見られますが、あちらは「ストレッチアクション」+「リスト」なので、下記で一応、「尺度変更アクション」+「リスト」のパターンをご紹介しましょう。末尾にAutodeskさんの「ダイナミックブロックコンテスト」ページへのリンクとご紹介もありますので、そちらもぜひ、ご利用下さい。


 さて、ダイナミックブロクを作るブロックエディタには、尺度変更アクションに関するパラメータセットはないので、普通にパラメータとアクションをバラバラに追加することになります。
パタメータは図の「直線状パラメータ」がこの場合は最適です。

 で、図のようにブロックオブジェクトにパラメータを追加したところで、まずは「リスト」を作ってみましょう。リストを作るにはブロックエディタと共にオブジェクトプロパティパレット()も開いておいて下さい。

 で、追加したパラメータを選択すると、そのパラメータの各種プロパティがオブジェクトプロパティパレットに表示されますので、その中から「値セット」を捜して、「距離タイプ」を「リスト」に変更します。(ちなみにここで、「その他」の「グリップの数」でカスタムグリップの数も調整できますので、今回は1コしてみました)


 「距離タイプ」を「リストに変更するとその下に「距離値リスト」というのが現れますので、←図の部分をクリックすると


 ←こんなボックスが出てきますので、好きな距離を追加できます。

 H鋼の場合、私がよく使うのは「150,200,250,300,350」くらいですので、そのまんま「200,250,300,350」を追加してみます。

 追加し終わったら、OKボタンでブロックエディタに戻ります。


 で、後は尺度変更アクションを追加します。図の尺度変更アクションをクリックしたら「パラメータを選択」とコマンドラインにメッセージが出ますので、上記で作ったリスト付き直線状パラメータを選択し、さらにコマンドラインにしたがってオブジェクト全体を選択→確定します。


 出来ました。これでブロックエディタを閉じます。

 作図画面に戻ったら、早速、変形してみましょう。作ったダイナミックブロックを選択すると、今度はパラメータのあった位置に「リストの位置」を示す印が出てきます。で、前のページのストレッチでやったのと同じように をつかんで変形させると、リストの大きさの位置で変形していくのが分かります。

 この機能、とても便利ですが、使ってしまうとコマンドラインから距離を打込んでもその大きさにはならず、必ずリストにある大きさになりますので、そこは注意が必要です。


モデル空間で異尺度を描く

寸法、文字

レイヤ関係

その他、便利な方法

図形の”選択”を素早く!

トラッキング機能

ダイナミックブロック

その他