色を塗ってみましょう

 さて、せっかく星条旗を作ったので、色もつけてみましょう。


下準備

左図のように色を付ければ、白い紙に印刷した時には右のようになりますので、AutoCAD上で”白”まで塗らなくても大丈夫です。(印刷の仕方はこちら

 で、塗る前に線の色を←このように変えました。(そうでないと、紙に打ち出したときに、元々の線が黒く印刷されてしまい、かっこ悪いので)

 こんな風に色を変えたいオブジェトを選択しておいて、ツールバーの図の部分を、好きな色に変えれば・・・・

 オブジェクトの色がその色に変わります。

 あとは キーを押せば確定されます。

最初っから、ここの小窓の色を好きな色にしておけば、その色でオブジェクトを描くことができます。


色を塗る=ハッチング

 前置きが長くなりましたが、色を塗るコマンドはハッチングと言います。ハッチングは色を塗る・・・というよりは、ある部分に斜線をかけたり、そういう”パターン”で塗りつぶすためのコマンドなんですが、中にべったり塗りつぶすパターンがありますので、それを使えば色を塗るのに使えます。

 ハッチングは のアイコンをクリックで入ることができます。

 アイコンをクリックして現れるのは、←このミニサイズのものですので、右下のボタンをクリックして、通常サイズに戻して下さい。その方が全部、参照できて使いやすいです。

 で、まずは上図で赤でかこった”ハッチングの基本中の基本”機能から見ていきましょう。


まずはハッチングする範囲を指定

 図面上のどこをハッチングするかを選ぶには
←この部分を使います。このどちらかでもクリックすると、ボックスから作図画面に戻りますので、あとは作図画面上で範囲を指定するんですが、この二つのボタンの指定方法の違いは、下の通りです。

  • 「内側の点をクリック」は、閉じた領域の内側をクリックし、その内側をハッチング。(なので境界になるものが別にポリラインでなくても、とにかく空間が閉じていさえすれば出来る
  • 「オブジェクトを選択」は、ポリゴンをクリックすることで、そのポリゴンの内部をハッチングすることができます。

 上図のように、ハッチング領域を指定し終わったら、右クリック→Enterで確定すれば、ハッチングのボックスに戻ってくるので、その他の設定を続けることができます。

 どちらの範囲指定方法も、従来はその指定した空間が、完全に閉じていなければできませんでした。が2005以降、ちょっとくらい破れた部分があってもハッチングしてくれる機能が搭載されました。詳しくは「詳細」


ハッチングパターンを選ぶ

 ハッチングパターンを選ぶには

この部分をクリックします。赤で囲った部分の隣の▼を押しても選べるんですが、パターン名だけで表示されるので分かりづらいです。赤で囲った部分をクリックすれば

←このようなパターンのサンプルが表示されたボックスが現れますので、好きなパターンをクリックして選び、ボタンで確定します。

 SOLIDを選んだ場合は、「見本」のところに色が入ってきますので、好きな色を選べばその色でハッチングができます。

 他のパターンを選んだ場合も見てみましょう。このように斜線のパターンを選ぶと・・・

 「見本」のところには←このように単にパターンの見本が入ります。色はツールバーで選択している色が適応になりますが、それよりもSOLID以外のパターンを選んだときに重要なのは、左図で示した「尺度」です。ここが大きすぎても小さすぎてもパターンがうまく表示されません。

 上の星、3mmの五角形に収まるサイズの星ですが、それに対するハッチングの尺度は「0.1」でこんな感じになります。
 私はいつもは、まずは図面全体の縮尺と同じ数字をこのハッチング尺度に入れてみて、具合が悪ければ10倍にするとか、1/10にするとかで調整しています。


 とまぁ、ハッチングの基本をざっと見て頂いたんですが、これだけじゃピンとこないですよね。そこで、次のページでは実際の作業の流れを、一例、見てみましょう。そこで流れをつかんで、後は実際にご自分で作業される際に、ここのページをまた、参照して頂ければやりやすいんじゃないかな、と思います。


>>NEXT


ハッチング