オフセット

 オフセットというのは、選択したオブジェクトを、任意の間隔で任意の方向へ、どんどんコピーしていくコマンドです。最初は「普通にコピーの方が便利なんじゃ?」と思いますが、慣れてくるとこれはこれで独自の使い方がある事がわかってきて、とても便利なコマンドです。

 さっそく、基本の扱い方から見ていきましょう。


 オフセットのアイコンは です(またはコマンドラインから)。

 アイコンをクリックしたら、さっそくオブジェクトを選択しますが、他のコマンドと違って、オフセットはワン・オブジェクトしか選択できません。ので、カチッとクリックすればそれで選択は終わりです。


 オブジェクトをクリックし終わると、「オフセット間隔はいくらにするか」聞かれるので、今回は「200」にしてみます。

 今度はオフセットする方向の指定です。元のオブジェクトの右か左か、はたまた上か下か、を、マウスでクリックして指示します。

 するとこのように、指示した側に元のオブジェクトが200間隔でコピーされます。
 が、ここで注意して欲しいのが・・・・

コマンドラインが「コマンド: 」に戻っていない・・・すなわち、まだコマンド続行中なのです。ここでメッセージに出ている通り、オフセットするオブジェクトを再度、選び直すと・・・

 ご覧のように、どんどん、続けて200間隔でオフセットを続けていくことができます。

 オフセットするオブジェクト自体は、何もしなければ←のように最初に元にしたオブジェクトでなくても、好きに選び直してできるんですが、間隔200っていうのは、最初に指定してしまえば、そのコマンド続行中は変えることができません。


 連続コマンドになっているので、最後はコマンド終了処理をして終わります。

一括(M)

 「いちいちラインを選択しなおすのがめんどくさい」というアナタは、オフセットするラインを選択し終わったら、すかさず「m」→Enterキーです。

 これで、再度選択しなおさなくても、ポンポンポンとオフセットしていけます。

 AutoCADには配列複写という、同じ結果を導けるコマンドもありますので、どっちがいいかは好き好きですね。私はどちらかと言うとこのオフセットの方が好きです。


 オフセットは全然、難しくはないんですが、文章をサラッと読んでもなかなかピンとこないコマンドです。1回、やってみると納得いくようになるので、必ず実際にやってみて下さい。

 で、やるとホントに「一体、コピーより何が便利なの?」という疑問が沸くと思います。そのヘンを次のページで検証してみましょう。


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