幅のあるポリライン

 ポリラインの基本的な描き方はポリゴンのところでやりましたが、ここでは”幅”をもったポリラインの描き方をやってみましょう。


幅のある線を描くには?

 本来のAutoCADでラインに幅を持たせる方法は・・・

ポリラインで描くんじゃなくて、この部分で好きな幅を選んでおいて、その状態で普通にラインで描くことです。

 ただし、このやり方では「形式」の中から「線の太さ」を選んで

 ここにチェックが入っている状態にしないことには、上手く反応してくれません。

 さらに、印刷時にも上手く幅を反映させたい・・・と思ったら、印刷時にここをクリックし

 このボックスを出して、「線の太さ」の項目を「オブジェクトの線の太さを使用」に変えておかないと、うんともすんとも反映しません

 印刷に関しては詳しくはこちら


 これに比べれば、ポリラインで幅を指定してやるやり方は、条件を選ばずほぼ強制的に反映されてきます。ですのでAutoCADを操作するからには、いざという時”使える”非常手段として覚えておいて損はないでしょう。


幅のあるポリラインの描き方

 ↑このようにポリラインコマンドは、コマンドを実行し、「始点」を指定した時点で、色々、使えるオプションが現れます。今回は「幅」ですから「幅(w)」の」を入力→Enterキーで実行、です。

 「始点での幅」を「20」に設定してみます。

 「終点での幅」も同じく「20」に設定します。同じ幅の場合は、すでにAutoCAD側がそのように設定していてくれますので、そのまま、1回、Enterキーを押せばOKです。

 終点の幅を決めたら、描こうとしているポリライン自体に幅が出ます。


 で、好きなところで「終点」をクリックすれば、幅のあるポリラインが描けます。


1/2幅

 ところで、ポリラインで使えるオプションの中に2分の1幅(H)というのが、始点を指定した時点で出てきますが、これは単に左図のようなものです・・・。

 幅を出す時って、始点も終点も同じ幅にする事がほとんどですから、これはあまり使わないですね。


描いた後で幅を修正する

 描いてしまったポリラインの幅を修正するには、ポリライン編集で修正することもできるんですが、実際にはオブジェクトプロパティ管理を使う方がはるかに便利です。


オブジェクトプロパティ管理

 度々、出てきていますが、のアイコンをクリック(またはメニューバーから「修正」→「オブジェクトプロパティ管理」)で、何かしたいオブジェクトを選ぶと、

←このように、そのオブジェクトに関する情報が、パレットの中に表示されます。

 表示されるだけでなく、白地になっている部分(グレーでない部分)に表示されている文字は、カーソルを持っていって、ワープロで文字を編集するように変更することができ、しかも変更すると、それにともなってオブジェクトの方がその通りに変ります。

 これを利用し、上図のように、ポリラインでしたらグローバル幅」というところの数値を変えてやれば、好きな幅に変えることが出来ます。


 さて、次のページからはいよいよ、ポリラインの修正作業に関してをやりましょう。ポリランの何が素晴らしいって、修正がかなり自由にできることなんですよ。


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ポリラインの詳細と修正