拡大縮小する尺度変更

 尺度変更はオブジェクトを任意の倍率で拡大、縮小する機能です。「変形」と似て非なる・・・というか、変形って、一方向にしか伸ばせないですけど、「尺度変更」は、縦横同時に伸ばせます。ただし、縦横の大きさの対比は固定です。

 コマンドの操作自体はまことにシンプル、簡単コマンドですので、さっそく例を見てみましょう。


 「尺度変更」のアイコンはです(またはコマンドラインからscale)。をクリックし、オブジェクトを選択、確定します。

 適当な所で基点を指定します。

 後はコマンドラインで何倍にしたいか入力するだけ。
 ここでは「2」を入れたので2倍になりましたが、「0.5」などと1より小さい数を入力すれば縮小になります。分数で入力してもOK。AutoCADが自動で少数にしてくれます)

 また、回転のところでやった「コピー(C)」とまったく同じ機能がついています。
 それを利用すると、このように2倍にした際に元のオブジェクトも残ります。

 後は、やはり回転と同じく「参照R」が使えますので、それは次のページで・・・


クラウド(雲)コマンド

 ところで、上のようなモコモコ図形で実際に尺度変更を試してみたい方は、雲マークのコマンドを使って描きましたので、やってみて下さい。

 「雲マーク」のアイコンはです(またはコマンドラインからrevcloud)。をクリックしたら、図のようにマウスをくるーりと動かし

 最後に端点のオブジェクトスナップで閉じると良いでしょう。

 雲マークは、仕事の上では、他の誰かに図面をチェックしてもらう際に「ここに間違いがある」という印に使われるものです。ですので、大きさがどうとか、あまり細かいこと気にする必要のないオブジェクトですので、取り合えず描ければOKです。


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尺度変更